8月9日(木)
台北(忠烈祠、台北101)
K Hotel 1 (柯達大飯店�T)

いい加減行くところも無くなってきたので、台北で一日過ごす。朝一でまた足つぼに行って、今日はゆっくり出発する。本日向かうところは、普通の人はあまり行かなさそうな、忠烈祠。衛兵交代だけが有名だが、日中戦争などで戦死した英霊を祀る祠で、日本で言ったら靖国神社に当たる。MRT丸山駅からバスに乗ってすぐ、景色を見ていると降りるところがすぐわかる。

ちょうど到着したときに衛兵交代が始まっていた。まっすぐゆっくり歩いて、皆ぴったりそろっている。一時間に一回、交代式を行うので、ご苦労なことだと思う。

一回終わったので、一応建物を見に行ってみるが、中には入れず、ただ外から眺めるだけ。ここに来る目的は、これでは本当に衛兵交代式だけだなぁと思った。帰ろうと思ったら、なんともう交代式が始まっている。どうやら、一時間に一回、30分かけて交代式を行うので、いつでも交代式が見られる感じだ。

入り口近くの建物から出てきて、一回建物の前まで行って帰ってくる。なんとも無駄な動き。衛兵のゆっくりした動きの横を歩けたりするので不思議な感じがする。最後終わるまで見ていたら、意外と時間がかかってしまった。

昼食は小籠包を食べに行く。中山に戻ってきて、京鼎樓(ジンディンロウ)へ。恵比寿にもあるという小籠包専門店で、少し並んだがこれがまたうまい。しかも、10個入っていて、180NT$(558円)と安い。やっぱり台湾に来たら小籠包だな、と思うのだった。

最後に、台北のランドマークともなった台北101へ。2004年に完成した509.2mの超高層ビルで、当時は世界一の高さだったが、ドバイのブルジュハリファに抜かれてしまった。地下鉄で行くと最寄りの駅でも少し歩かないといけない。逆に直下に降りると全景を見ることができないので、少し歩いたくらいがちょうど良い。展望台の高さは約400mで高すぎ。やはり、新光三越ビルくらいがちょうど良い。ちなみに、新光三越ビルは244mなので、展望台の高さは200mといったところだろう。

展望台に着いたのは18時前だったが、ちょうど日が暮れるところ。夜景になるまで自時間をつぶし、一時間くらいぶらぶらしながら夜景も楽しんだ。

最後の夕食は屋台ではなく、台湾料理のレストランへ行って、最後の台湾を満喫した。解いても、高級レストランではないから、屋台の雑さがなくなった程度で、いたって同じ。安くておいしい料理が多い台湾にあって、わざわざ高級レストランに行く意味もないところであるが。

---

前 | 戻る | 次

【目次】 出発準備編 大阪 台北 故宮博物院 九分 高雄 忠烈祠 帰国