ホテルには朝食が付いているが、出発が早すぎるので食べられない。朝早くにホテルを出て、南海ラピートで関西空港を目指す。JRと違って特急料金が安いから、ついつい乗ってしまう。今日のラウンジは国際線だから、ちょっとした食事はあるが、成田と違って本当にちょっとした感じ。
大阪からだと、台北まではフライト時間が東京よりも1時間短い。簡単なお弁当の機内食がついているが、関西発なので、関西御前という東京発とは違うお弁当だった。
台北に着いたらまずは両替をして、空港のレストランで腹ごしらえ。小籠包に牛肉麺を頼む。日本と同じくらいの価格だし、味もそれなりだが、ホテルのチェックイン時間調整もあるので、こうなることは致し方ない。少し時間をつぶしがてらのんびり昼食を食べる。
桃園空港は台北まで離れているので、基本はバス移動となる。経由がいろいろあるようだが、台北駅なら何系統もバスが走っている。前回来たときのお札を出したら、デザインが変わっていてもう使えず、銀行で取り替える必要があるとのこと。前回来たのは5年前、そんな前でもないが、切り替え期間が短かったのだろうか。バスの時刻も迫っていたし、また銀行に行くのも面倒なので、帰りの空港で寄ることにして、台北駅行きのバスに乗車。
ホテルは台北駅から地下鉄で一つ北に行った中山駅からすぐのところ。中山駅周辺は日本人ビジネスマンがよく宿泊するエリアでもある。ホテルは、当然のように日本語が通じる。ホテルのすぐ横というか同じ建物にセブンイレブンが入っているので、これはなんとも便利なエリアだ。
少し休憩したら、ホテルのすぐ裏にある足つぼマッサージのお店へ行ってみる。なぜか足つぼマッサージ店が何件も軒を連ねるマッサージ街になっている。おそらく日本人が多いのだろう。40分で500NT$(1,550円)。うち10分はフットバスで足を温める時間なので、実質30分であるが、日本に比べれば遙かに安い。激痛に耐えながら、なんとか終了。心なしか足が軽い感じはする。
台湾と言ったら、夕食はやっぱり屋台。今日は、歩いていける寧夏観光夜市まで行くことにする。その途中で台北駅に寄る。台湾鉄道のグッズを集めた売店があるので、見ているだけでもおもしろい。
そして、駅前の新光三越ビルにも行ってみる。今や101ができてしまって展望台としての役割を終えた台北駅前の新光ビルであるが、初めて台湾に来たときには、展望台まで登ったものである。しかし、どうやって登ったのか忘れていて、昔の展望台までのエレベータが見つからなかった。ホテルに戻ってネットで調べる事にして、夜市に向かうことにする。台北駅に寄り道している間に、かなり時間がかかってしまった。
台北駅から一番近い寧夏観光夜市へ。まだ18時半でやや早い時間であるが、すでに人だらけで活気に満ちている。ただ、あまり大規模ではなく、一通り見て回った中ではこれはという店が見つからなかった。結局、屋台と言うより通りの適当な店に入って、空芯菜と焼きそばのような麺を頼んだ。とりあえず、台湾らしい感じで初日を終えた。
【目次】 出発準備編 大阪 台北 故宮博物院 九分 高雄 忠烈祠 帰国 |