'12夏 台湾のんびり旅 その05 - 九分

8月7日(火)
台北(新北投温泉)
台北13:20 自強 13:56瑞芳 九分 基隆20:10 20:56台北
K Hotel 1 (柯達大飯店T)

今日も一日、台北をのんびりぶらぶらする予定で、まずは台北で有名な北投温泉に向かう。ホテルから地下鉄の隣の駅まで歩くと雙連朝市があるのだが、たいしたことはなく、道沿いにフリーマーケットのようにお店を広げているだけだった。

MRT 新北投温泉

地下鉄を乗り継ぎ新北投駅へ。駅前には日本統治時代に作られた温泉街が広がっており、街の中心に公衆浴場がある。以前来たときは、浴場と脱衣所が一緒になった刑務所のような風呂だったので、今回は違うところの親水公園露天温泉に行ってみたが、なぜか休み。人がいるのに入れてくれない。せっかく水着も持ってきたというのに。

地熱谷

仕方がないので、温泉はあきらめて、ちょっとだけ観光をする。駅から遠いところに、日本でいうところの地獄谷である地熱谷がある。これも何かすごいわけではなく、なんとも消化不良のまま駅に戻る。

排骨麺

時間はまだ11時半。このあと忠烈祠に行って、台北101にでも行こうかと思っていたが、この時間では時間をもてあます。ということで、最終日に行くつもりだった九分に急遽行くことにした。地下鉄で台北駅まで戻って、駅のフードコートで排骨麺の昼食を食べる。

自強号

九分に行くのは、バスが便利ということだが、時間がかかるし列車の旅も楽しい。丁度、東回りのディーゼル自強号があったので、券売機で切符を購入して地下駅へ。昔ながらの日本製車両で、昔の古き良き日本を感じさせる。空いていれば席に座って良い自由席券だが、松山駅で満席になった。瑞芳駅まで30分だけだから、立っていく。

九分方面のバスは駅前から出ていて、すぐに乗り場はわかった。かなりの乗車人数だったが、なんとか乗れた。どこで降りればよいのかわからなかったが、だんだん山奥に入っていくので、外の景色を見ながら到着を待つ。そろそろ到着と思ったところで、乗客が一斉に降りた。ここじゃなくて次のバス停じゃないのか?と思ったら、そこがセブンイレブンがある入り口だった。

仕方がないから次のバス停で降りようと思いきや、次のバス停がすぐには現れない。もう、終点まで乗っていくことにした。バスの終点は金鉱がある昔ながらの日本家屋が残る村。黄金博物館なるものもあるが、あまり面白くなさそうだったので、少しぶらぶらしてみたが、結局すぐに折り返してきた。

九分

先ほどのバス停まで戻ってきて、狭い通路に入っていく。狭い通路にとにかく人が多い。浅草の仲見世といった雰囲気か。結構な長さ続いていて、こんなに店があるのかと思うほど、とにかく店が多い。ぶらぶら店を見るだけでも面白い。

芋団子のかき氷

九分名物と言えば、タロイモ団子のかき氷。冬になるとおしるこになっているそうだ。まぁ、これと言って特徴は無いが、名物なので食べておく。

茶藝館

展望台で折り返してきて、九分最古と言われる茶藝館で休憩をする。雰囲気も良いし、日本語も通じてのんびりできる。普通の喫茶店とは違って、ただ休憩する場ではなく、それなりのお茶が出るので、料金は非常に高い。気軽に休憩できるような場所ではないが、一度は行ってみると良い感じ。

九分

本当は夜までいたいところだったが、帰れなくなる可能性大でもあるし、同じ道を行ったり来たりしても仕方が無い。階段側に降りていく。店が建ち並ぶ通路側もおつだが、階段側も九分という感じがする。

基

来たバスを見ると行き先は基驕B瑞芳駅に戻ってもそのまま台北に戻るだけになるから、寄り道しても面白い。バスで45分ということだったが、一時間くらいかかった。基驍ヘ昔の台湾への入り口だった港町。

屋台

どこに行くでもないので、屋台街を見つけて、ぶらぶらしながら夕食を食べる。最後は、基驩wから鈍行列車で台北駅へ帰ってきた。


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【目次】
出発準備編
大阪
台北
故宮博物院
九分
高雄
忠烈祠
帰国