'10夏 フィリピンへの旅 その06 - 帰国

8月12日(木)
セブ9:35 PR848 10:55マニラ14:25 JL742 19:50東京(成田)

早くも帰国日。だらだらっと来たフィリピンだったが、予想通り見所無くて、なんとなく帰ることになる。毎日普通にNHKが見られるものだから、毎日朝の連ドラを見てから出発するのが定番になっていた。日本ではまったく観てもいないのに、海外で欠かさず観ることになろうとは。

チェックアウトしてタクシーを呼んでもらうと、今日はものの10分くらいでタクシーが来た。いつものようにメーターは動かさないので、どうせ倍くらいふっかけられるんだろうなと思ったら、やっぱり400だという。一昨日空港からホテルまで、メータータクシーでチップを入れても200PHP(376円)だったのに、そりゃないでしょ。またしてもくだらない攻防ののち、300PHP(564円)で妥結。最初から最後まで、本当にめんどくさい国だった。しかし、まだもう一回タクシーの攻防がある。

8時よりも前に着いてしまったが、もうチェックインは始まっていて、長蛇の列に並ぶ。帰りもB747だから、かなりの乗客が乗っているのだろう。ホテルで朝食を食べてこなかったので、空港内の安い食堂で腹ごしらえ。日本で言ったら肉じゃがに、焼き鳥がバーベキューという名称で売っていた。昨日の店に比べれば倍くらいの値段がしたが、それでも300円くらいで済んだ。

毎度のごとく二回荷物チェックがあるのだが、水の相変わらずノーチェック。前の人なんか、ペットボトルが明らかに見えているのに何も言われず。液体チェックをする気が全く無いらしい。そのくせ、靴は必ず脱がせる徹底ぶり。

ゲートに到着したときには、もう8時半だった。なんと、もう搭乗が開始されている。確かにチケットを見ると、8時半から搭乗になっている。一時間も前とは早すぎる。お土産屋を冷やかして回ろうと思っていたので、急いでお土産を買って搭乗口へ。もう、あらかた搭乗が終わっていた。

一時間も前から搭乗してれば、9時には搭乗が完了する。そして、なんと出発してしまった。全員揃っているのを確認できたからなのだろうが、なんと驚くばかり。出発が早まったので、到着ももちろん早まって、40分くらい早くマニラに到着した。

ここからJALへ乗り継ぎであるが、フィリピン航空はターミナル2、JALはターミナル1である。このターミナル間の移動はタクシーしかないので、最後の攻防が繰り広げられる。エアポートタクシーの表記に進んでいくと、メータータクシーが止まっていたので、すぐに乗り込む。一方通行のためか、ターミナル1へ向かうには、一度空港の外に出るくらいまで走って行ってから、ターミナル1に戻ってくる。タークシーのメータは96を示していたので、100PHP(188円)でちょうど良かった。ぼったくりが当たり前の国で、おつりは良いのかいみたいな顔をするのにはびっくりだが、チップとして渡す分なら問題無い。

飛行機が早く着きすぎたこともあって、JALのチェックインはまだ始まっていない。掲示板の前の椅子に座ってぼーっと待っていると、出発の3時間前に近くなった頃、やっとチェックインが始まった。すでに長蛇の列になっていたので、グローバル会員メリットでビジネスカウンターでチェックインを行う。

最後に、空港使用料700PHP(1,316円)を払って出国。その後の荷物チェックが男女別になっており、男性のほうは長蛇の列。イミグレーションカウンターを超えて並んでいるような状態なのに、何も手を打たないのはさすがやる気がないと言うべきか。最後にお金をきれいに使い果たし、ラウンジで出発を待つ。このラウンジはかなり小さいので、後から来た人は入れない状態だった。どこか別のラウンジを紹介していたのだろうか。飲み物くらいしかなくて、最後の最後まであまりフィリピンらしさがない旅だった。


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【目次】
出発準備編
マニラ
マニラ
セブ
セブ
帰国