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12月30日(日)
フォートマクマレ -16度
自然林散策、アルタキャンオーロラツアー
The Sawridge

本日深夜のオーロラ予報 QUIET (Level1/Max10)

今日のオプションコースは、自然林散策に参加する。午前中に自然林散策、午後に先住民体験&ドリームキャッチャー作りだったのだが、午後のお客さんが少なかったのでキャンセルになり、午後に自然林散策となった。9時には起きようかと思ったが、眠すぎて起きられず、11時になってやっと動き出す。ブランチはカップラーメンで済ます。

犬ゾリの犬今日は13時半に集合して、2時間ほどの森の中のハイキングである。いわゆる北海道でよくやるクロスカントリーだ。ヨハンが道を作っているので、大雪が降らない限り、そのまま歩いても大丈夫。スタート地点はちょうど犬ゾリ用の犬がつながれているところで、犬たちが激しくほえまくっていた。

北方森林帯ウサギやリスやムースの足跡、コヨーテのおしっこの跡、犬ゾリの練習をしている光景も見られた。そして、ビーバーがかじって持って行った木の残りなども見ることができる。ビーバーは、木をかじって倒して木でダムを作り、その湖の真ん中に木で島を造って暮らすという驚くべき仕事をこなす。今の冬の時期は湖は凍ってしまい、雪が積もって何がなんだか分からないが、こんもり山ができているのが分かる。最後にマッチを使わないで火をおこし、紅茶を飲みながらマシュマロを焼く。日本でたき火と言ったら焼き芋だが、北米でたき火と言ったらマシュマロだ。マシュマロを火に溶かしてこんがりキツネ色にすると、とろっと溶けておいしくなる。2時間ほど歩くと、スタート地点に戻り、まずまずの森林散策だった。

16時過ぎにはホテルに戻って来て一休み。このあとは、18時半からウェルカムパーティが行われる。これは、本来初日に行われるもので、初日到着が遅い人は二日目になるが、人数が多いと全員で二日目となる。最終飛行機で到着したのは2人だけだったが、他に車で来た人達が多かったということだろう。異文化コミュニケーションの絶好のチャンスであるが、日本人と外国人が別れてしまうのは仕方が無いところ。だが、テーブルに入りきれなかったオーストラリア人とジオス組の一部とヨハンも加わり、途中途中日本語から英語へ、英語から日本語へ通訳をしながらおもしろいテーブルになった。

食事はというと、ドリンクにスープ、サケのメインディッシュにデザートといったフルコースで、ボリュームも多くて女性は食べ切れない程だった。食事の後はお土産販売となった。フォートマクマレーは油田の町だけに観光とはまったく無縁の町。だから、お土産なんて全然売っていないそうだ。ドリームキャッチャーくらいしかこれといったお土産はないが、それさえも町中で買うことが出来ないのだからすごい町である。

今日も22時になると観測に出発する。イエローナイフの重装備防寒具に比べたら、つなぎで簡単に着られるので、5分もあれば準備完了。ロビーにはいつも一番乗りだった。今日もあいにくの曇り空。昨日に比べれば、真上に星が見え隠れしているので、若干条件は良さそうだ。期待をしつつ、昨日はカメラの準備さえしなかったが、今日はカメラの準備をして待つことに。

それでも晴れたり曇ったりは相変らずで、12時を過ぎると完全に星が見えなくなった。ということで、今日のところはキャンプファイヤーだ。火を起こしてソーセージとマシュマロを焼いて食べる。最後にはビンゴゲームをして、まさに待っている間の時間をつぶす。景品は自作の首飾りにビルのオーロラ写真。案外良いお土産になっていた。

2時を過ぎたらいよいよ撤収となる。ジオス組は2日だけのツアー参加だったので、今日見られないと全く見られないことになる。ということで、一台だけ車の出発を遅らせて、我々他の車二台は先に帰る。遅くしても結局は見られなかったのだが、こういったサービスができるのも個人経営ならでは。3時前にホテルに戻って来た。明日こそは晴れの天気予報を期待したい。

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