'24GW 南北大東島の旅 その4 - 南大東島

4月30日(火)
気象台南大東漁港大東そば(昼食)西港海軍棒プール夕日の広場
月桃ムーンピーチ別館

めぼしいところは昨日回ってしまったので、今日は行くところがない。究極の暇つぶしに、東さんのカヌーや洞窟探検も良いが、今日も島を車でぐるぐる回ることにする。ちなみに、通常は島の中央にビジターセンター「南大東島まるごとミュージアム」があるのだが、リニューアル準備中とのこと。再開時期は2年後の令和8年というから、のんびりしている。

気象バルーン

朝食は、昨日売店で買っておいたおにぎりを食べる。朝一で向かうのは、南大東島地方気象台。未だに一部の気象台で実施されている、GPSゾンデ気象観測が実施されていて、一つの観光名物になっている。バルーンを飛ばして、上空の気温などを測定しており、8時にそのバルーンが飛ぶというので行ってみると、すでに観客が数名集まっていた。おそらくここから出るのだろうなと思っていたら、機械が動き出した途端、バルーンが勢いよく飛び出して、一気に上空へ飛んで行った。あっという間であっけない。

シュガートレイン跡

シュガートレインのレール跡は島の中に4箇所残っているが、一つ行けば良いだろうと昨日は一つだけ行ったのだが、今日は暇すぎるので、残りの3つも見て回る。ちなみに、昨日の一か所以外の3箇所は、案内の看板が立てられている。昨日見てきたのは島の南東のところだが、実はすぐ近くにもう一つあった。

RAC 南大東空港

昨日は夕方の飛行機は欠航になってしまったので、今日の朝改めて空港に行ってみる。8時55分着ということで、今日は予定通りだった。昨日の夕方の便で来るはずだった人たちも、振り替えて乗っているようだ。飛行機の到着を見て、出発まで待っていると時間がかかってしまうので、ぼちぼち出発する。空港の反対側の道から、飛行機が止まっているのが良く見える。

シュガートレイン跡

次のシュガートレイン跡は、島の北東にある。やはり、これと言ってわざわざ見に来るところではない。写真だけ撮って次に進む。

南大東港

南北大東島は、漁港も作れない断崖絶壁の島と言われるのだが、実は今では漁港がある。港が完成したのは5年前の2019年。岩盤をくりぬいて、まさに要塞と言わんばかりの巨大な建造物となっている。造るからにはあれもこれもという、よくある機能盛りだくさんで、船の緊急避難も考えられ、挙句に簡易宿泊もできるらしい。どれだけ利用されているのかは、怪しいところだが。

それまでは、漁船をクレーンで吊るして海に入れていたが、小さい漁船しか使えないのと、クレーンオペレータがいる昼間の時間しか使えないということで、漁師なのに会社員のような定時勤務しかできなかったそうだ。今では、普通の港として使えるようになったのと、大きめの船が使えるようになったことが大きい。こんな港を作るくらいなら、フェリーもこの港に入れてやれよって思うのだが、いろいろ既得権益があるのだろう。少なくとも、クレーンオペレータの仕事が減るに違いない。

西港

次に、明日の船のチケットを買いに、西港にある事務所へ向かう。港と言っても防波堤はなく、太平洋に直接面していて、なかなかありえない景色である。ここは大東海運の事務所ではなく、南大東村役場の港湾業務課になっている。満席になるとは思えないが、事前に予約をするようにとのことで電話で申し込んでおいたが、今日はチケットを買いに来た。当日でも良いのだが、日によって接岸する港が違うので、事前に確認しておいた方が良い。夏場は西風が強いとのことで、明日は北港から出るという。9時の出発予定だが、8時20分にここ西港に来てほしいとのこと。北港まで送ってくれるようだ。

シュガートレイン跡

最後のシュガートレイン跡は島の西側。昨日、何度も通った場所だったが、ぜんぜん気が付かなかった。道に並行してひっそりとあった。確かに、よくよく見ないとわからない。

倉庫

一旦町中に戻って、売店などを見て回る。基本、品揃えはどこの売店も変わり映えなく、JAもあまり代り映えない。JAの前にはガソリンスタンドに併設して、白い石で作られた昔ながらの倉庫がある。旧東洋製糖の施設だそうだ。

いちごいちえ 大東そば

宿に戻って、昼食にはまだ早いが、11時を待ってお昼に行く。お昼が食べられそうな店としては唯一とも言える、いちごいちえ。夜は居酒屋になっているが、昼はそばのみの提供になっている。沖縄そばは、地域ごとにその名をつけているが、ここは大東そば。ややちぢれ麺で、コシのないうどんといった感じ。出汁は豚骨ベースでカツオと鶏も入っているらしく、この出汁が沖縄そばっぽさを与える。家で、うどんの麺に沖縄そばのスープを入れたら、まさに沖縄そばになった。当然島内で作られているかといったらさにあらず。実は那覇で作られているそうで、今では北大東島でも食べられるという。島寿司が付いた定食を頼んだら、スイートコーンとコーヒーゼリーのおまけつきだった。

フロンティアロード 月桃

いよいよやることないので、宿でダラダラしているのだが、そういえば昨日ナイトツアーで行ったところはシュガートレインの廃線跡をサイクリングロードにしていたところだった。どこだったのだろうかと島の西側の道を探していたのだが、ネットで調べると島の南西にフロンティアロードというものがあった。確かに、車は通れないが、サイクリングロードとして整備された道があり、西港まで続いている。Googleのストリートビューでここだけ見られるという不思議な状況で、ガキんちょがずっと付いてきているので、歩いて撮影しているらしい。

海軍棒プール

島の東側には、海軍棒プールというのがあって、西側にある塩屋プールと同じく人口の海水浴場、というかプール。塩屋プールと比べると、水の色がきれいだが、それくらいの違いしかない。どっちにしたって、海沿いにあるプールだ。

南大東空港

何度も行く意味はないが、ちょうど飛行機が来るところなので、またしても空港に行ってみる。今日は南先行なので、少し早めの時間に飛行機は到着する。日本一短い航空路線で、これから北大東島に行く人もいるのだろう。

本場海岸 北大東島

これで何周しただろうかというくらいで、島の北側に来た。ここには本場海岸があり、北大東島が目の前に見える。海岸と言っても、他と同じく人工のプールである。これまでのプールに比べると一番ワイルドで、もはや海とつながっている。波が高いと一気にさらわれてしまいそうだ。

北港

明日来るだろう北港は、西港とほぼ同じ構造だった。クレーンは西港にいたので、明日移動してくるのだろうか。

これにて島めぐりも完全に終了。ガソリンスタンドは7時半〜17時で、日没18時45分の夕日を見に行くとレンタカーにガソリンを入れるのに間に合わない。朝も入れるチャンスはあるのだが、夕日を見に行くくらいなら夕方入れておいても良いとのことで、17時前にガソリンを入れて宿で休憩。そして、18時頃に再出発する。

夕日

島の西側に夕日の広場というところがあり、すでに何人か集まっていた。雲一つない絶好の夕日になるかと思われたが、やはり水平線には雲があり、雲の中に沈んでいった。小笠原丸でも水平線に沈む夕日は見れたことがないので、なかなか厳しいものがある。

タコスボール チキンアドボ

夕食は、昨日とは違うところで適当に選んだちゅら島という居酒屋。しかし、沖縄らしいものはなく、本当にどこにでもありそうな普通の居酒屋だった。唯一、沖縄っぽいものがタコスボール。初日の居酒屋でもあったので、沖縄料理なのかは謎だが、オキハムで販売しているので、ポピュラーなのだろう。

あともう一つ、よくわからないチキンアドボという物を頼んでみると、フィリピン料理だそうだ。奥さんがフィリピンの人ということで、フィリピンの家庭料理とのことだった。


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【目次】
出発準備編
那覇
南大東島
南大東島
北大東島
北大東島
沖縄本島