沖縄二日目、本当は三日目の帰りがけに行こうと思っていた美ら海水族館であるが、帰りがけに青の洞窟シュノーケルを入れることにしたのと、この海だけで一日いても時間をもてあますとのことから、今日午前中に行くことにした。8時半開園ということなので、その時間を目指して、7時半過ぎに出発し、地の利を生かして30分もかからずに到着した。朝食は、コンビニでおにぎりを買ってちょっとだけ食べる。さすがにこの時間だと駐車場もがらがらで、人も少ない。全く並ばないで入ることができた。

美ら海水族館は、沖縄万博跡地作られた水族館のため、那覇市内やリゾートホテルが建ち並ぶ万座からでもとてつもなく離れている。逆に、それがわざわざ行く目的地になって、沖縄経済にとっては良いのかもしれない。この水族館の売りはアクリル一枚板の水槽で、ジンベイザメが悠然と泳ぐ。逆に言うとこれだけ。水槽前には観覧席も用意され、のんびりゆっくり鑑賞することもできるようになっている。
このアクリル板の大きさは、開園当初は世界一を誇っていたが、なんでも世界一が大好きなドバイの水族館に抜かれてしまった。そんなわけで、そのドバイモールの水槽を見ている身としては、ちょっと迫力には欠けるところがあったが、ジンベイザメにエイ、イルカまでいて、飽きることはなかった。10時になると、水槽の上に行くことができる探検ツアーが開始されたが、ドバイのような船に乗るわけではなく、周りの通路から水槽を眺めるだけ。それでもジンベイザメを上から眺められて、これはこれで良かった。

一通り巡って外に出ると、11時からイルカのショーが無料であるという。無料というか、美ら海水族館の入場料でやっているのだろう。座るところがないほど人で一杯だったが、20分間イルカのショーを満喫した。最後に、お土産屋を見ていると、相変わらずの変わりやすい天候で、どしゃぶりの大雨になった。だいたい10分もすればやむと思い、その間にプラネタリウムを見に行く。入館料は170円と激安だったが、内容もそれなりだった。
車に戻ると雨もやみ、お昼を食べにるるぶに載っていた近くの沖縄そばの店、そば処夢の舎へ。目的地が出せず、ゴルフ場の中をぐるぐる回るばかり。全く見つからないので、別の店にしようと帰りかけたところで看板を発見した。どうやら、道ごとゴルフ場に買い占められてしまい、昔のナビでは表示ができなくなっているらしい。14時になろうかという遅い時間だったが、一日限定30食には間に合った。逆に後から続々と客が来ており、早いくらいの到着だった。

いつもの三枚肉かソーキを載せるかの選択肢に加えて、海ぶどうかアーサを載せられる。ちょっとへんな感じではあるが、悪くはない。麺は手打ちということだが、あまり違いはわからない。やはり、沖縄そばって店による違いはほとんど無いと思う。

さらに珍しいメニューとしてハイビスカスの天ぷらがある。かすかに味があるようなないような、といって天ぷらかすだけ食べているわけでもない、微妙な感触が不思議だった。塩を付ければ普通に天ぷらとして、砂糖をつければスイーツとして食べられる。ただ、一皿千円で、天ぷらが十個くらいあり、そば自体もかなりのボリュームがあるので、注文するには注意が必要である。
天気も回復してきたので、古宇利大橋に行ってみる。ホテルから見える島まで橋がつながっていて、無料で渡れる橋としては日本一の長さという。この古いナビではぐるっと周回する道が示されたが、るるぶの地図を頼りに走っていくと、新しい道ができていた。

安いレンタカー屋の車だと、ナビが古いのが難点だ。古宇利大橋近くの駐車場は、観光客だらけで車を停めるに停められない。また明日朝寄ることにして、ホテルへ戻る。あとで知ったことだが、JALの嵐の宣伝で有名になったハートロックがこの古宇利島にあったそうだ。島を一周したのに気づかなかった。帰り道、道の駅ならぬ橋の駅があり、地元のマンゴーなどをカットして売っていた。さすが地元のものだけあって、安くてうまい。
ホテルに戻ると、もう16時だった。プライベートビーチでのんびり過ごすつもりが、結局今日も走り回ってしまった。それでも、人が少ないビーチでのんびりできるのは良い。ちなみに、ホテルの隣には海の家みたいに家が建っており、マリンスポーツの申し込みやシャワートイレなども完備している。この海で泳ぎたいだけなら、ホテルに泊まらなくても良い。完全にホテルに便乗しているが、沖縄ではこういうのは当たり前。おおらかな性格というのか、真似するのが当たり前なのか。
誰もいなくなった海で最後までいて、部屋に戻って少し休憩したら、今日の夕食はバーベキュー。一人前2,500円で肉や野菜がセットになっている。肉が少ないかなと思うのだが、おにぎりが二個も付いてくるのがびっくりするところ。さすが沖縄、なるべくご飯物を出さずに追加注文を狙うより、食べきれないほど料理を出すおもてなし文化が勝っている。
結局、おにぎりのおかげでお腹いっぱいになった。オリオン麦職人というビールがなんだかまずいな、やっぱり沖縄には水っぽいオリオンビールが最適だぜ〜と思っていたら、なんのことはない発泡酒だった。6年ぶりの沖縄は、いろいろと変わっているようだ。
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