今日の天気予報も朝方は雨。昼は曇りで夕方になって晴れるらしい。今日は近場をぶらぶらして、いつまでも雨が降るようなら箱物タラソにでもバスで行ってみるか、という予定でまずはハブセンターへ。10時からハブとマングースの対決が見られるということだから、9時前にホテルを出て歩いていく。昨日は車で見つけられず、ナビに住所を入れて行ってみたら丘の上の小さな建物だった。わからないはずである。町に出るより近いくらいで、10分もかからずに到着。ハブセンターと書かれた建物に入るといきなりおみやげ屋で面食らう。
10時からだけど対決見ますか?と言われ、そのつもりできているからチケットを購入する。地下に生きたハブがいたり、ちょっとした博物館になっていたりでそこそこ時間をつぶすところはあるのだが、さすがに30分は持たない。蛇嫌いだと1分も持たないだろう。その後時間まで一階のおみやげ屋を冷やかして回る。このまま一人だけだと申し訳ないなと思いつつ、10時近くになってなんとか2カップルが現れ、5名での観戦となった。二階に上がっていくと、ミカン箱を二つ並べたくらいのガラスの箱にしきりを介してハブとマングースが入れられている。
日本で唯一の対決ショーと書かれているのだが、沖縄でやってなかったっけ?と調べてみると、動物愛護の観点から今ではやらなくなったという。なんで奄美はOKなのか?永年の歴史と数少ない観光資源、死んだハブは皮製品にするため、なんだかんだ言いつつ続けているのだろう。沖縄に比べて客が少なく問題視されていないと言うこともあるのかもしれない。ビデオでハブの生態についての説明を流し、ハブから毒を採取する実演、この毒から血清を作るため、毒を採取するのも重要だそうだ。

そしていよいよ対決である。ひもを引いてしきりをはずすと、これまで静かにしていたマングースが急にハブに飛びかかり、ハブの頭の後ろからかみついた。その間ものの数秒である。離れてもまたかみつき、ものの10秒ほどで決着がついた。肉片を落とすとマングースはそちらに気を取られ、その間にハブを引き離す。ハブは死んではいないようだがかなり弱っているみたいだ。説明30分で、対決自体はまさに秒殺。なんともあっけないが、一度くらいは見てみてもよいかもしれない。ちなみに、これで展示室の入場料を入れて750円である。
やっと雨はあがったようだ。ホテルの前を通って、町中まで歩いていく。名瀬の市街が一望できるというおがみ山公園を目指す。まっぷるには大島高前バス停から徒歩と書いてあったが、実際はそこまで歩いて行かなくてもアーケードからすぐだった。微妙に情報がおかしかったり古かったり、まっぷるは使えない。ただ、そのバス停近くにはお土産屋として紹介されていた黒うさぎの子守歌という黒糖まんじゅうのお店があるので行ってみると、なんということか大好評で売り切れ。明日の昼くらいにできあがるということだったが、明日は朝に発たねばならない。これといったお土産がないのもつらい。

おがみ山公園は、急な坂を10分くらい登っていくと、視界が開けて展望台に出る。名瀬市街の入り江が一望できて、なかなか素晴らしい景色である。晴れていればもっと良かったと思うのだが。雨が降っていないだけ良いだろう。たまに晴れ間ものぞいたりするので、もしかしたら午後は晴れるんじゃないか?と思いだす。アーケードで昼食を食べたのだが、いつものごとく鶏飯と油そうめんである。適当なレストランだったので、あまりうまくはなかった。
まだ雨が降っていたら、バスでタラソにでも行こうかと思っていたが、晴れてきたのでこれならレンタバイクを借りてふらふらしてみようと思う。地元のレンタカーやさんではレンタバイクもやっていて、一日1,500円とのこと。17時には店が閉まるのでそれまでに返さないといけないそうだが、それではあまりにも早すぎる。じゃぁ、明日でも良いですよと言われるが、明日の朝一のバスで帰らないといけない。8時半には店が開くと言うから、じゃぁそれならその時間に返却するとういうことで借りることにした。車だったら軽自動車は4,000円だったが出払っていた。

昨日天気が悪かったあやまる岬を目指してみようか。そういえば、昨日通り過ぎてしまったあやまる岬のすぐ近くの黒瀬海岸に行ってみよう。しかし、速度が出ない原付バイクではかなり遠い道のり。原付では、途中途中のトンネルがかなり怖いものがある。それでも1時間以上かかって、なんとか黒瀬海岸に到着した。曇りながらも海の色は今までで一番きれいだった。そのあとであやまる岬へ行ったが、やっぱり昨日と同じ状況だった。
これ以上このあたりに見所もないので、またひたすらバイクをうならせながら帰って行く。途中途中で海がきれいなところもあったりするが、きれいに晴れることもなく、結局黒瀬海岸を往復するだけでこの半日は終わってしまった。バイクでホテルに戻って大浴場に入った後、バイクで走り疲れて夕食は外に出るのも面倒だし、初日と同じ最上階のレストランへ。しかし、今日から屋上でビヤガーデンが始まるとあってか、営業していなかった。
ということで、やっぱり町中に夕食を食べに行くこととし、毎晩の三度目の鳥しんに行った。今日も大将がいたので覚えられていたし、今日はカウンターの一人の人が他に二人いて、ついつい大盛り上がりになって、前二日に比べると今までで一番飲んだし食べたしで、旅行中ながら普通に飲み屋に行くくらい飲んでしまった。それでも締めに鶏飯は忘れなく、食べ物に関しては大満足な奄美の旅だった。天気が良ければどんなによかっただろうか。
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