8時15分の飛行機とあって、自宅の出発はそれほど早くない。空港に7時半には到着したが、ターミナル2ができたとあって、GW初日にしては激混みということもない。いつものように、ラウンジで早速ビールを飲みながら、朝食に買ってきたおにぎりを食べる。国際線のラウンジならおにぎりくらいあるのだが、国内線ではおかきくらいしか食べ物はおいていないのが残念である。

飛行機は定刻にゲートを出発したが、羽田空港にはめずらしい滑走路渋滞が。なんと、25分もかかって離陸した。これはまずい。熊本空港の予定到着時刻は10時ちょうど。八代へ向かうバスは10時20分。アナウンスによると10時15分着だという。これならなんとか乗り継げるだろうか。今回はクラスJのアップグレード券を利用してクラスJに乗っているし、荷物は預けていないから速攻で降りることができる。ちなみに、今までのクラスJは椅子が良くなっているだけで普通席と同じ飲み物だけだったのに、今回は茶菓子があり、きんつばが配られた。
阿蘇山が見えてきたから、予定どおり10時15分には到着しそうな感じたった。しかし、かなり大回りして旋回して着陸し、到着時刻は10時半だった。これくらいの遅れならバスは待っていてくれないだろうか。・・・と思うのは甘かった。ちょうど到着したバスは、一時間後のバスだという。おぃおぃ。八代で50分乗り継ぎだから、バスが少々遅れても大丈夫だと思っていたのに、飛行機が遅れてバスに乗れなくなるとは想定外。一時間後のバスに乗ったら、列車に乗り継げないのは明らか。
残るルートは熊本駅から乗ることだ。熊本行ならバスが一時間に数本あるから、もしかしたら間に合うかもしれない。熊本駅まで約60分、10時35分のバスで11時29分発の列車に間に合うかどうか。しかし、到着したバスの客が降りるのが遅れてまたしても出発遅れ5分。今まで海外で何度か奇跡が起こってきたから、今回もその奇跡が起こらないだろうか・・・。バスセンターの到着が11時15分。おぉ、いい感じじゃないのか?しかし、センターを出る信号で数分止まる。駅までも案外距離があり、バスを降りて駅の改札に到着したのは11時33分だった。またしても、バスの出発遅れに泣く。奇跡の列車遅れもなく、残念ながら予定通りの工程はできなくなった。
朝早く福岡に飛んでいれば良かったかと思っても仕方がない。なんにしても、鹿児島空港まで向かわなければならない。肥薩線経由では到底たどり着けないが、新幹線を使えば鹿児島まで一時間くらいだから十分時間がある。とりあえず、駅で熊本ラーメンを食べる。胡椒がかかったトンコツラーメン。自宅近くにある大牟田ラーメンと同じような味だった。まぁ、駅ラーメンにあまり期待はできないが、そこそこの味といえよう。

リレーつばめで、次の新八代で新幹線つばめに乗り換える。つい先月来たばかりだというのに、またこの駅に来てしまったか。新幹線は各駅停車タイプであったが、あっと言う間に鹿児島中央駅に到着した。飛行機の時間を考えると、ここで約2時間半くらい時間がある。しかし、温泉に行くにも微妙な時間。結局、駅や周辺で新幹線を撮影したりしていたが、やっぱりトンネルばかりの九州新幹線を撮影するのは難しい。東京はちょっと寒いくらいだったが、こちらは南国の暑い日差しで、汗をかく程に暑い。

鹿児島中央駅前からバスで40分、16時5分に鹿児島空港に到着した。ちょうど一本前の奄美空港行きが出るところで、空きがあれば乗って行っても良いところだが、どうやら満席らしい。奄美大島行の最終はその次の17時20分で到着が18時15分。こんな時間で最終なのだから、このあたりでは沖縄本島に次ぐ大きさの島と言えども、やっぱり離島感覚である。
町中まで向かうバスは適当に人が乗り切ったら出発で、18時30に出発。名瀬には50分くらいで到着し、今回の宿泊ホテルにチェックインした。市街はビジネスホテルばかりなので海沿いのちょっとだけ高めなオーシャンビューがあるちょっと良さげなホテルにしてみたが、所詮一泊千円増したくらいでは、ビジネスホテルそのものだった。さらに参ったことに、目の前がフェリーの発着場。鹿児島と沖縄を結ぶ船が朝に晩に発着し、フォークリフトが動く音や船の汽笛、そのたびに起こされることになった。
夕食は外にでるのも面倒なのでホテルのレストランにするが、だれもいなくて従業員はすさまじく暇そう。とりあえず、油そうめんとゴーや豚肉炒め。沖縄で言うソーメンチャンプルーとゴーヤチャンプルーだな。メニューの名称が違うところが鹿児島らしい。なお、奄美と言えば鶏飯であるが、これはとりあえず専門店で食べるために後においておく。
そして、奄美といえば黒糖焼酎である。元々は奄美諸島も琉球王国で、地域ごとに様々に発展した焼酎だったが、奄美だけ先にアメリカから返還されたので、この奄美地方だけで作っていた黒糖焼酎が特別に許可された。まぁ、泡盛は沖縄でしか造っていないといえばそれまでなのだが。それにしても、普通に東京と同じテレビが見られると、やっぱり旅行気分がでない。やはり民宿で、焼酎でも飲みながらのんびり夕食でもするのが、日本の旅といった感じがする。
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