'97冬 新春南九州の旅 その5 - 帰路

1月6日(月)
本渡 千厳山展望台 金桁温泉 熊本13:01 あそ3号 15:39大分16:15 ソニックにちりん32号 18:14博多 福岡空港20:35 JAS316 22:00羽田空港

昨日の雨模様はどこへやら。昨日これくらい晴れていればなと思った。昼までに熊本まで戻らなければならないので、早々にYHを出発する。サンタマリア館は早すぎて開館していなかったので素通りし、天草大橋が見渡せる千厳山展望台へ向かう。このあたりは天草松島(三大松島の一つだそうだ)と呼ばれ、大小さまざまな島を見ることができる。その島々の中に橋が連なっており、天草大橋の5つの橋のうち4つを見ることができる。

千厳山展望台

しばし眺めた後、その橋を通って三角に到着。ここで、炭酸温泉という珍しい温泉に入ってみたかったので、ちょっと脇道にそれて金桁温泉へ。温泉街というのはまったくなく、入れるのは一件建っている旅館の風呂だけである。風呂自体は普通の旅館の風呂であるが、お湯はさながらジェットバス。浴室の空気をすうだけでも効能があるそうで、のんびりつかってしまった。(しかし、炭酸は二酸化炭素なので、長居しすぎは危険とか)

のんびり温泉につかったあと、その温泉の炭酸水を飲用に無料で持って帰れるというので持って帰ろうと思ったら、炭酸入りであるから専用の容器を買わなければならない。結局1リットル容器が150円。味は単なる炭酸水だが、鉱物が少し含まれているため、若干茶色い色になっている。そのまま熊本へ向かい、ちょうどいい時間に熊本駅に到着。駅弁を買い込み、大分へ向かう特急あそに乗車。帰るのに、なんで大分へ向かっているのか?といった感じだが、大分−博多間で走っているソニックにちりんに乗ってみたかったので、苦肉の策でうまれた行程だったのだ。

ソニックにちりん

大分に到着後、一本遅らせたソニックに乗る。駅をぶらぶらしていると、なんとグリーン車の料金がJR九州内値下げになっているではないか。よくよく見てみれば、確かに時刻表にも書いてあった。これは使わない手はないということで、ソニックのグリーン車に乗車。大分−博多間でたった1500円である。ちなみに、普通車指定席は500円。これだけの安さなのに、シートピッチや空間は広いし、椅子が革張りで機械式無段階調整リクライニング。さらにソニックレディのサービスで至れり尽くせりの素晴らしい時間で、博多駅で降りるのが名残惜しかった。

最後に福岡空港の博多ラーメンでしめて、今回の旅は終わった。軽く温泉旅行という感じの旅だったのに、無駄な行程が多かったのがちょっと難点。だが、次回へのプランをしっかりねってきたので、次回へ活かそうと思っている。


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【目次】
鵜戸神宮
都井岬,桜島
指宿
天草
帰路