'97冬 新春南九州の旅 その1 - 鵜戸神宮

1月2日(木)
羽田空港7:55 JAS281 9:40宮崎10:10 10:20宮崎空港10:32 11:33都城 鵜戸神宮 都井岬
都井岬YH

3年前の正月以来、久しぶりの九州である。今回の目的として、去年新線開業した宮崎空港線の乗車、前回訪れて以後走行開始したソニックにちりんの乗車、天草観光、博多屋台でラーメンを食べるという4つを掲げた。しかし、早割28を使用するには旅行期間が1月2日〜と限定されているため、限られた期間の中で、全てを満たすことは困難。苦肉の策として、宮崎→鹿児島→熊本(天草)→大分→博多というプランに決定。料金計算の結果、一般周遊券での出発となった。

早朝の便で、羽田空港から宮崎空港へ。この航路はちょうど本州上空を飛んで行くので、富士山、紀伊半島など外の景色も楽しめる。飛行機内は、正月早々乗っている人も少なく、ガラガラだった。南国宮崎のイメージで飛行機を降りたのであるが、外は強風が吹き荒れ、気温も7度。東京が13度だったのだから、寒いことこのうえない。これは今日に限ったことではなく、この旅の間ずっと東京より寒かった。

鵜戸神宮

レンタカーを借りるため、都城まで移動。宮崎の駅レンがなかったため、都城の駅レンに予定を変更したのだ。都城でも強風は吹き荒れており、桜島の火山灰が降り積もってはまた飛ばされて行く。火山灰でじゃりじゃりになったところで出発。めざすは都井岬。山道をくねくね行くこと1時間。やっと海岸に出てきたところで温泉発見。この先温泉もなさそうだし、入っていくことにした。ホテルの中の温泉で、庭園を眺めながら入る温泉であるが、銭湯に近い構造。それでも九州の温泉は何かが違う。すっかり堪能してしまった。

海沿いに出て、少し宮崎方面へ戻ると鵜戸神宮。初詣で結構な人出となっており、駐車場に車を停めるまで大渋滞。駐車場に車を入れるだけでかなり時間を浪費した。ここは全国的にも珍しい海に面した断崖の洞窟にある神社で、海の青さと神社の赤さが何とも不思議な取り合わせ。運玉という焼き物の玉を、丸い目標に入れられれば幸運が訪れるというのにもチャレンジしたが、全て入らなかった。

都井岬

もう夕暮れが近いのだが、都井岬はまだまだ先。日没に合わせたいところなので、後は寄り道もせず一気に都井岬へ。またもやくねくね道にはばまれながらもなんとか日没前に都井岬に到着できた。しかし、当然の事ながら、陽は大隅半島の山の上に沈む。あまり良い景色とはいえず、しかも灯台見学はちょうど終わったところで、野生馬も一頭しかいないし何か拍子抜け。ただ、周りに何もないということで、夜になると真っ暗になり、星がきれいに見えていた。今日の宿泊は、民宿兼YHの都井岬YH。


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【目次】
鵜戸神宮
都井岬,桜島
指宿
天草
帰路