朝風呂に入って、昨日コンビニで買っておいた朝食を食べて、8時過ぎには出発する。昨日は番屋のお店はほとんど終わっていたので、朝ならやっているかと行ってみたが、今度は朝早すぎてほとんどやっていなかった。
氷見と言えば、藤子A不二雄が生まれた町。街の中心ロードはまんがロードと呼ばれ、ハットリくんに出てくるキャラクターがあちこちの柱についている。また、生まれたお寺の入り口には、これまたプロゴルファー猿などの像が立っている。
これらを見て回っていたら、すでに9時前になっていた。氷見は狭い町だが、それらを探すのに時間がかかってしまった。そして、9時からハットリくんのカラクリ時計が始まるというので、急いでそこへ向かう。5分前に到着すると、ちらほらお客さんが集まってくる。
5分くらいの短いショーだった。どれもこれもわざわざ見に来るほどのことでもなかったが、ただたま氷見に来たら行ってみると良いだろう。あちこち行って時間がかかってしまったが、やっと氷見を出発し、一路砺波へ。
その途中に、高岡を通るのだが、ここは藤子F不二雄のふるさと。高岡おとぎの森公園にはドラえもんの空き地が再現され、ドラえもんらが迎えてくれる。
そして、タワーを上ると北陸新幹線がよく見える。時刻を調べると、あと10分くらいで来るようなので、ちょっとだけ待って新幹線の到着を待つ。すると、地元の人だろうか、かなりの人が集まってきた。土曜日ということもあるのだろうか、なんでもない新幹線なのに、こんなに人が集まるとは。
新幹線を見送ると、今度こそ砺波へ向かう。この時期だけ普通の公園が入園料を取り、砺波の特産でもあるチューリップが広い開場のあちらこちらで咲き乱れる。かなり遠い駐車場に誘導され、無料バスが走っているので、それに乗って会場へ。様々な種類のチューリップが咲き乱れているが、それにしても人も多いし、日差しも強い。
一番の見所はチューリップで作った絵で、今年は北陸新幹線。チューリップの塔から見ると正面に見られるが、並んでやっと上ったわりには、そんなにすごい感じではなく、塔に上る途中くらいがちょうど良い感じだった。今年はよくわからないねぇという声も聞かれたので、今年の出来じたいがいまいちだったのかもしれない。
一通り歩いて回ったら、昼食には良い感じ。屋台が出ている一角で、白黒焼きそばを購入した。イカスミの黒いブラック焼きそばと、エビをつかった白い塩焼きそば。屋台料理なので、まぁそれなりだが、ご当地白黒を食べられて良かった。
一通り回るとスタンプラリーも完了し、最後にチューリップの図柄のバッグをもらえた。富山までは高速を使って一時間くらい。このあと、駅前の富岩運河環水公園をぶらぶら散歩しようと思ったのだが、車を停める場所がない。そんなに人が大挙してくるところでもないと思うが、連休初日ということもあるのか、北陸新幹線フィーバーだからか、結局公園を3周くらいしてあきらめた。
富山駅に戻ってレンタカーを返却。駅前のお土産屋で最後の品定め。すると、昨日とは打って変わってすさまじい人。歩く隙間もないほどで、新幹線フィーバーここまですごいのか、という感じ。夕食がてら久しぶりの本場ますの寿司も購入し、新幹線に乗車する。
逆に、上りの新幹線はそんなに大混雑というわけでもなく、やはりこれから来る人が多いのだろう。立山連峰もきれいに見えて、ますの寿司を食べたりしているともう長野。北陸から帰るのに長野を経由するのはなんとなく違和感があるが、そうこうしているうちに上野に到着。富山からあっという間だった。
【目次】 出発準備編 下呂温泉 白川郷 高山 氷見・砺波 |