'15GW 飛騨高山の旅 その2 - 下呂温泉

4月29日(水)
新横浜7:49 のぞみ11号 9:12名古屋9:39 ワイドビューひだ5号 11:29下呂 下呂観光(合掌村)
小川屋

ワイドビューひだ

横浜市内発なので、長津田回りで新横浜に向かい、新横浜駅で駅弁の朝食を買い込んで新幹線に乗車。ゴールデンウィーク初日といっても、前半戦はあまり混んでいないようで、新幹線も空席が目立つ。名古屋から特急ひだに乗り継ぎ、二時間かけて下呂に到着。荷物をコインロッカーに入れて、町歩きに出かける。

温泉街

唯一の観光地である合掌村へは、一時間に一本バスが走っているが、丁度出てしまったところ。仕方がないので歩いていく。線路をくぐるとお土産屋が並んでいるが、温泉街は川を渡った向こう側。ほんとに小さな温泉街なのに、細い川の支流を挟んで、大型ホテルが立ち並ぶ。

下呂温泉は、草津、有馬と並ぶ日本三名泉の一つとされ、美人の湯としても知られる温泉である。この界隈には至る所に無料の足湯があって、どこでも無料で入れる。温泉街に入ってすぐのところにある、ゆあみ屋の足湯に入りながら、温泉たまごを入れて食べる温玉ソフトや、温泉たまごならぬ温泉プリンなどを食べる。

少し休憩してから川を上っていくと、すぐに合掌村に到着した。丁度一時間後のバスが到着するところで、全くバスに乗るほどの距離ではなかった。この近くで朝市も行われるようだが、朝にわざわざここまで歩いて来るには、ちょっとめんどくさそうだ。

合掌村

下呂温泉合掌村は、白川郷などから移築した合掌造りの民家が、入ってすぐのところにいくつか立ち並ぶ。地下道を通って丘に登ると途中の展望は良いが、一番上まで行ってもいまいちだった。外から見ても普通に見えてしまうし、これと言って面白い施設ではないが、白川郷に行かない下呂温泉だけの人にはいいかもしれない。

しらさぎ座

一通り回ってくると、影絵公演にちょうどよい時間だった。入り口すぐのしらさぎ館で、日本で唯一の影絵専門かかし座が常時公演を行っている。24時間テレビなどで知っていたが、こんなところで毎日公演しているとは。100名くらいは入れる会場で、祝日なのに実際には20名ほど。興行的には厳しいのではないだろうか。

今回の話は地域の昔話で、「力持ち小太郎」。今時の影絵はカラーセルで、そんなに影絵っぽくない。最後には、話とは関係なく、定番の狐などの影絵を見せていて、どちらかというとこちらの方が良かった気がする。公演後は外で日差しを使いながら影で影絵を作っていて、子供たちには大盛況だった。

お土産屋を冷やかしながら駅に戻り、荷物を取って今日のホテルへ。朝食のみでそこそこの料金の宿を選んだら、川沿いに立つ、かなり高級ホテルだった。しかし、15畳もあるだだっぴろい部屋だったが、旧館のためか本館から歩くし、ぎしぎし音が鳴るし、やはり安いなりだと思った。

露天風呂もよくある外が見えるだけ。逆に川沿いの道を歩く人から丸見えなので、なんともいまいち。温泉自体は無色透明。硫黄臭くないので温泉らしくなく、なんだか普通のお風呂に入っただけな感じだったが、翌日の肌のすべすべ感は半端無かった。

朴葉味噌

夕食は近くのお食事処で、地元の定番料理である、朴葉味噌定食とした。朴葉の上で味噌を焼くのだが、これがまたうまくて、ご飯が進む。普通の定食だとエノキに味噌を付けて食べるようになっているが、500円増して飛騨牛付きにすれば良かったと、このあとの旅でことごとく思った。


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【目次】
出発準備編
下呂温泉
白川郷
高山
氷見・砺波