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5月4日(木)
瀬棚 島牧 賀老の滝 千走温泉 漁火温泉 二股ラジウム温泉
旅館

島牧へ向かう前に、とりあえず瀬棚線瀬棚駅跡地へ。赤字ローカル線の一つとして、昭和62年3月15日に廃止になった旧国鉄の路線で、今はまったく何もない更地になっていた。何も無くて残念。その次は瀬棚の町が一望できる丘の上の展望台へ。丘の上に、ちゃんとした建物が建っており、風が強い日でも大丈夫。(この日も風が強かったが)国道沿いに瀬棚の街並みが見おろせ、天気のいい日にはここから奥尻島が見えるらしい。

賀老の滝車を進め、一路島牧へ。だんだんと海岸沿いの道の風景は変わってきて、松前−江差−瀬棚−島牧と進むにつれ、断崖が多くなってきた。集落も少ないし、確かに、島牧YHで1週間ぐらい泊まってのんびりしたくなるところではある。

とりあえず、島牧の村を通り過ぎ、賀老の滝へ。滝自体は標高の高いところにあるので、車を進めるにつれ雪がだんだん現れてきた。そしてついに、車がたくさん停まっているポイントに到着。でもここは、駐車場でも何でもなく、その先の道がただ単に除雪していないがために、みんな車を停めていただけであった。ここまできたからには引き返せまい。ということで、もくもくと雪道を歩いていった。

約2Kmほどの道を1時間かかって到着した賀老の滝は、雪解け水でさらに迫力を増しており、靴をびちょびちょにしてきたかいがあったというものである。あまりの迫力にただただボーっと眺めるばかり。30分ほどいてまた1時間ほど歩いて戻り、車に戻ったのは昼であった。雪で寒くて、歩き疲れて、ということで、千走温泉(ちわせおんせん)に入浴。山の中にポツンと一軒だけ建っている旅館であるが、小さいお風呂に入浴客は案外多い。

温泉でさっぱりしたところで、幻の沼といわれているスナフジ沼へ向かうが、道を雪でふさがれ進めない。逆の方からもチャレンジするが、やはり雪に阻まれ進めない。雪の中を強行軍で進むが、すぐにスタックしてしまい、どうにもこうにもならない。結局あきらめ、やることなければ行くところといえば、温泉!! 国道沿いに海が見える露天風呂付きの漁火温泉に入る。やはり、海の見える露天風呂というのは良いですねぇ〜。

夕陽今日は天気も最高なので、海岸沿いをうろうろして、灯台の見える景色のいい場所で夕陽を見る。海に沈む夕陽を1時間ほど眺めていた。そうして暗くなると、車をぶっ飛ばして長万部近くの二股ラジウム温泉へ向かう。このあたりの温泉はどこも予約が一杯で、何とかキャンセルが入って取れたところであるが、山小屋のようなところですごいところであった。でも、宿泊費5300円は安い。鍾乳石の中の温泉や、露天風呂も満天の星空で今日の日程を終えた。

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