昨日とはうってかわって晴天に恵まれ、絶好のドライブ日和となった。まずは、函館朝市で腹ごしらえをしようとでかけると、どこもかしこも長蛇の列。並んでまで食べることもないので、空いてる店でいくら丼を食べる。東京のに比べればおいしいという味であった。

腹ごしらえをすませると、松前に向けてレンタカーを走らせる。途中知内駅前(日に列車が上下2本しか停まらない駅)で、知内町の名産フェア？みたいなのをやっていたので立ち寄る。ホタテやらつぶ貝などどれも新鮮でうまいことうまいこと。ここはニラの産地でも有名らしく、ニラ入りフランクフルトなる物を食べてみたが、なかなか美味であった。

その次は福島町にある青函トンネル記念館へ。本州側竜飛にある記念館に比べると規模は小さいが、その分入館料も安い。それと、福島町といえば二大横綱を産んだ地でもあり(北の海、千代の富士)、そのいろいろな記念品も飾られていた。いろいろ見られてお得な博物館ではある。

さて、寄り道が多かったため、松前に着いたのは12時をまわっていた。この時期松前は桜祭りをやっており、お城の周りのありとあらゆるところが駐車場になっているにも関わらず、どこにも停めるところがなく、お城から20分位の遥か遠くに停めるはめになった。でも、桜は満開でお城と桜はよく合っていてきた甲斐があるというもの。旧国鉄松前線跡地にも寄ったが、石碑が建つのみで、あとは桜祭りの駐車場にされていた。

北海道最南端の岬を見つつ江差に到着。戊辰戦争時に座礁沈没した開陽丸が引き上げられ展示されている。またもやここで魚介類を食べまくり、さらにおまけしてくれたりしておなか一杯になってしまった。

あとは瀬棚まで車を進めるだけであるが、途中温泉に入ろう！ということで、五厘沢温泉に入ってきた。ホテルの温泉ではあるが、料金も安く、温度がぬるめから熱めまで様々な温度の岩風呂があり、サウナなどもありかなり楽しめる。ぽかぽかいい気分になって瀬棚へ到着したのは19時であった。宿は望海荘という旅館で、部屋から三本杉岩が見える絶好の場所にあり、刺身などが新鮮でおいしい。三本杉岩は夜はライトアップしているので、これもまたきれいであった。