'11夏 韓国スパの旅 その05 - 帰国

8月11日(木)
釜山(金海)14:15 JL958 16:15東京(成田)

あっという間の帰国日。空港には二時間前くらいに着いておくことを考えると、空港行きのバスには11時過ぎに乗っておきたいところ。とするとロッテデパートに行くくらいしかやることがない。9時半からと書いてあったので9時過ぎにチェックアウトして行ってみると、ロッテデパートは10時半からだった。免税店だけがその時間からやっているようだ。

仕方がないのでお土産は免税店で買いあさり、ロッテデパートで買う物といったらキムチくらいだから、店が開くのを待たずに空港へ向かうことにする。ロッテホテルの前にバス停があるはずだが、前というよりホテルの中だった。入り口横にバス停があり、30分に一本くらい走っているようだ。10時25分のバスに乗ると、金海空港には11時前に到着した。現在建設中の地下鉄が随分できていて、次に来るときは地下鉄で町中まで出られそうだ。

冷麺

三時間も前ではまだチェックインが始まっていなかった。最後のお土産を買い求めるため、昨年も購入した端のお土産屋で缶入りの超高級韓国海苔を購入する。そして、チェックインをした後に、最後の韓国料理とする。空港のレストランなので、うまい料理とは言えないが、空港職員の方々も食べていた。

食事を終えると出国手続きをしてラウンジへ。その前に空港の中にあるセブンイレブンでマッコリなど液体系の物を買っておく。機内持ち込みでは持って入れない液体類も、荷物検査の後ならいくらでも買える。ここで買ったキムチが、一日でぱんぱんにふくらんでしまうほど発酵と臭いがすごかったが、韓国で食べたどのキムチよりもおいしかったのが残念な結果だった。

成田空港

飛行機は国際線では久々のB737小型機だったが、たいした時間飛ばないので、あっと言う間に成田に到着した。しかし、これからが大変だった。近年多くなっているスコールのせいで、雷が落ちて全館停電となり、本館に向かうシャトルが止まってしまったのだ。次々に飛行機が降りてくるピーク時間だから、シャトル乗り場は一気に人であふれてしまった。

おっちゃんが、こんな状況外国ではあり得ないとか、こんなんじゃ外国人が怒るよとか、まぁ自分が怒っているのに人のせいにして、空港職員に詰め寄っていた。この人も単なる警備員なので、何も出来ないのはわかるでしょうに。残念ながら、こういった人は団塊に多く、海外では外国人相手には何も言えない人ばかりである。残念な日本人の典型で情けない。

そして、空港の対応もひどかった。普通は空港から何かお知らせがあっても良さそうだが、業を煮やしたANAの地上係員がアナウンスをしていた。これは長期戦、早くても一時間は動かないだろうと、腰を据えて待つことにする。何かしてエネルギーを使うだけ時間の無駄だ。50分くらいたって、やっとバスを動かす手配が出来たとのアナウンスが入る。

バスに乗る階段に殺到する人たち。こういうときも、最初に動いた人の負けだ。人が掃けるまで待っていると、今度は飛行機の中で待機していたと思われる人たちが一斉に向かってきた。これじゃ、いつまで経っても空港からでれないよ。と思ったときに、シャトルが動くとのお知らせが。バスに向かった人は戻ることが出来ず、こちらはシャトル復旧一号に乗れた。やはり最初に動いた人の負けだった。

荷物はまだ出てきていないかと思いきや、全部ベルトコンベアから降ろされていた。さすが、飛行機会社と空港会社が別なだけはある。シャトルが動かないだけで、本館の方は問題なく使えていたから、そのタイミングで降りてしまった数機分が取り残されただけだったのだ。

荷物はなんとか見つけ出せた。お盆休みの入り始めとあって、自宅までのバスは見たこともない渋滞案内が真っ赤な状況を走って行き、電車の倍の時間かかって、やっとのことで帰宅した。


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【目次】
出発準備編
ソウル
板門店
釜山
帰国