'07夏 沖縄・八重山への旅 その1 - 出発準備編

昨年海外出張に旅行に、ふんだんにマイルが貯まってしまったので、今回は両親を連れて梅雨明けの沖縄へ行くことにした。マイルは二等親まで譲渡が可能ということになっており、親子供兄弟くらいなら利用可能である。でも、オンラインで予約を行うと全くチェックが入らないので、それっぽい名字や年齢になっていれば何も言われないようである。マイル交換は、日本全国どこでも一往復15,000マイルで交換することが可能であるが、沖縄離島線に限って5,000マイルで一往復追加することができる。つまり、20,000マイルで沖縄の離島まで行くことができる。

二ヶ月前から予約が可能になるのだが、少し前に残席を確認してみると、すでにかなりの席が埋まっている。実はお帰り確約サービスというものがあり、行きの便が二ヶ月前になった時点で、数日後の帰りの便も予約できてしまうサービスがあり、すでに出遅れてしまったことに後悔する。実はこれを逆手にとると、行きの便を早めの日で予約すれば、希望の帰りの便は二ヶ月前でも予約ができる。そして、本来の行きの予約ができる日になったら、日付を変更すれば良いのだ。もちろん、行きが満席になる恐れがあるときには使えない技だが。

結局、二ヶ月前に予約できたのは東京→沖縄の少し遅めの10時出発便だけで、行きも帰りも時間的に良さそうなマイル席はすでに満席だった。那覇〜石垣は問題なく確保できそうだが、これだけではマイルで旅行とはかなりかけ離れてしまっている。が、たまたまマイルキャンペーンをやっていて、土日で往復すればどこでも10,000マイルで交換できるとのこと。なら、那覇〜石垣をそれで交換すれば良い。4万マイルで3往復半を確保し、早割で購入していたら10万円分だった。

マイル交換の効率としては、どこでも国内は15,000マイルだから距離が長いところで利用するのが一番効率良い。東京〜那覇往復が先得で5万円くらいになるので、35,000円/1万マイルが一つの目安になる。今回は25,000円/1万マイルとなり、あまり良くないがやむなしとも言えよう。前回GWに行った奄美大島は、一つを短い区間で乗ってしまったこともあり、26,000円/1万マイルだった。ちなみに、15,000円/1万マイルを下回るくらいならクーポンに変えた方がお得である。

残る東京〜那覇を現金で購入しなければいけない。行きは2席、帰りは3席。先得は安いがキャンセル時に半額約1万3千円が必要になる。特割7ならキャンセル料4千円。マイル席が空くことを期待しつつ、行きは先得と特割7の運賃差が大きいので先得で、帰りはあまり違いがないので特割7で確保する。さらに、チケットを買ってしまうとキャンセル料が発生してしまうので、購入期限3日間を粘り、3日以内にキャンセルが出なかったらまた新たな予約をし直すという事を繰り返してチケットの購入をぎりぎりまで粘り、キャンセルが出るまでひたすら待った。

しかし、この時期の沖縄はお金を払ってでも行きたい時期。一ヶ月前になっておともでマイルにも期待をしたが、これも結局残席が出ず。一つもキャンセルが出ないまま、最初の通りチケットを購入することになってしまった。結局、22万円分を60,000マイルで交換する予定が12万円+40,000マイルという、なんともJALのいいようにはめられた感もあるが、行くことに決めてしまっていた以上仕方がない。それに、昨今のJALの財務状況を見ると、いつ貯まったマイルをほごにされるかわからないので、さっさとマイルは使った方が良い。


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【目次】
出発準備編
沖縄本島
竹富島
石垣島