'21夏 道東とラベンダーの旅 その3 - 摩周・阿寒湖

7月23日(金)
ウトロ 知床峠 開陽台 摩周湖 屈斜路湖 阿寒湖
ホテル阿寒湖荘

知床峠

今日はロングドライブになるので、朝食を食べたらすぐさま出発する。最初に向かうのは知床峠。天気が良ければ、北方領土の国後島が見えるところだが、曇り空で全く見えない。国後島が見えなければただの通過点だ。羅臼で道の駅によりつつ、開陽台まで走り抜ける。

ミルクロード 開陽台

開陽台に入る前の道はミルクロードと呼ばれ、5kmも続く直線道路。アップダウンがあるので、はるかかなたまで車が走っているのを見ることができる。開陽台は丘の上にある展望台で、330度地平線が見えるという展望台。晴れているというのに、遠方は靄できれいに見えないのは残念だが、標津は直線道路も多いし、地平線も見えるし、北海道らしい景色の宝庫とも言える。

摩周湖 摩周第三展望台

標津から弟子屈に抜けると、摩周湖である。霧の摩周湖と言われるくらい、夏場は霧がかかって見えないものだが、今日はうっすらもやがかかっているものの、きれいに見えている。何戦何勝かわからないくらい何度も来ているが、きれいに見えてよかった。ここにきて観光客だらけで、お土産屋も大盛況。摩周第三展望台も車が止まり切れないほどの大盛況だが、摩周湖を見るなら、やはり第一展望台の方が良い。ちなみに、第二展望台は今は無い。裏摩周展望台とは違う。

砂湯

摩周湖の後はすぐに阿寒湖に向かう予定だったが、早めに回れているので、明日行くつもりだった屈斜路湖の砂湯へ。定番の硫黄山に行くにはやや時間がなさそうだったので、砂湯へ直行する。それにしても、あ・つ・い。7月の北海道とは思えないほどの熱波である。冷房ガンガンの車から出て、1分歩くだけでもくたくたになる。ここで昼食を食べようと思っていたが、その食欲もないくらい。いもだんごだけ食べて昼食とする。この暑さなので、温泉に入るより海水浴もとい湖水浴をしている人が多かった。

アイヌコタン

阿寒湖まで一気に車を進める。最終の阿寒湖遊覧船に乗るにはまだまだ時間があるので、アイヌコタンへ行ってみることにした。ある一角がアイヌの村になっていて、お土産屋が並んでいる。何度か阿寒湖には来ているが、実は初めてである。お土産として木彫りの置物が多く、アイヌの伝承に出てくる小人のコロポックルを購入する。道東に来ると、あちらこちらに先住民族であるアイヌを感じることができる。

阿寒湖 マリモ観察センター

今日のホテルは、遊覧船乗り場のすぐそば。チェックインして遊覧船に乗りに行く。阿寒湖と言えばまりもだが、そのマリモ観察センターがあるチュウルイ島に行くには、この遊覧船で行くしかない。時間がない人には、高速船でも行けるようになっている。何度も何度もきたところだが、阿寒湖に来たら、やはりこの遊覧船に乗ることになる。

カムイルミナ カムイルミナ

ホテルで夕食を食べたら、夜のイベントカムイルミナへ。ホテルの宿泊と一緒にすると安かったので行ってみることにした。阿寒湖の森ナイトウォークと称したプロジェクションマッピングによるナイトショーである。オリンピックの開会式真っ最中だったが、観光船乗り場のスタート地点には、かなりの観光客が集まっていた。ボッケまで行く遊歩道沿いに、所々でプロジェクションマッピングが用意されており、光る杖を使いながら参加型で楽しめる。まぁ、絶対に行くべきところというわけでもないが、それなりに演出はよくできているなと思った。


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【目次】
出発準備編
知床
摩周・阿寒湖
移動日
富良野