'14冬 広島の旅 その4 - 宮島

12月29日(月)
宮島・弥山
宮島12:55 13:05宮島13:32 13:59広島15:30 16:15広島空港19:45 21:00羽田空港

今日は半日かけて、弥山に登る。宮島と言ったら厳島神社で、これまでも神社にしか行ったことがなかったが、実は日本人はあまり行かないのに、外国人には有名なポイントとして挙げられていた場所であるのだ。

展望台

ロープウェイ乗り場には、厳島神社の裏手から山を登っていく。もみじまんじゅうの元となった紅葉谷公園を上っていくのだが、無料送迎バスの乗り場を見つけられず、違う道で上ってきてしまった。かなり坂道なので、朝から良い運動になった。ロープウェイにはすぐ乗れた。途中でロープウェイの乗り換えがあり、山頂駅までかなり時間がかかる。山の上からは、少しもやがかかっていたが、なかなか良い景色だった。

不消霊火堂

ここから山頂に向けて登山となるが、一時間くらいで一周できるハイキングコースだ。まずは、20分くらい歩いて、山の中腹へ。ここに、外国人が押し寄せる目的の物がある。1200年前に弘法大師が焚いた護摩の火が未だに消えずに残っているのだ。炭がちょっと燃えているだけで、なんだかよくわからないが、そのお湯を飲むと長寿で長生きできるということだ。

弥山

これが一応目的地であるが、あと10分くらいで山頂に行けるので、登っていく。山の上に巨石が並び、不思議な風景である。こんな事からも、弘法大師はこの地を護摩たきの場として選んだようだ。山の上から景色を眺め、違う道で山を下ると、先ほどの火がある寺に戻ってくる。先ほどは朝早いこともあって人がほとんどいなかったが、今は人だらけで寺の中に入るにも順番待ちになっていた。朝早く来て良かった。

これはロープウェイを戻るほどに顕著になり、最初のロープウェイ乗り場は長蛇の列になっていた。これじゃ、運行時間中に帰ってこれないのではないか?山に登るには朝早く行くべし。無料バスに乗ろうと思ったら、一時間昼食休憩中。仕方なしに歩いて戻る。

115系

昼食にちょうど良い時間であるが、広島まで出てお好み焼きを食べたいところ。船乗り場でホテルに電話を掛けると、朝預けた荷物を車で持ってきてくれた。荷物を受け取って船に乗り、JRで広島駅へ。お好み焼きの昼食としたいところだが、有名なみっちゃんは長蛇の列。仕方なしに駅ビル二階にあるお好み焼き屋が集まるエリアに行き、たまたま列ができていなかった店に入った。

お好み焼き

毎度思うのは、広島風お好み焼きってこんな感じだったっけ?そばや卵焼きをどんどん載せていくやりかただから、味が混ざりあっていないのはそうなりそうだけど、やっぱりばらばらな気がする。個人の好みだが、大阪風の方が良い感じがする。

さて、店を探してさまよっている間に15時になってしまった。飛行機の時間まであと3時間くらいあるが、原爆ドームに行って帰るくらいしかできなさそう。それなら何度も行ったところだし、さっさと空港に行ってしまうことにした。空港まではバスで向かうが、山の中に移転した空港はとにかく遠い。45分かけて到着した。

JAL

この時間なら一本前の飛行機に乗れるなと思ったら、便指定の早割チケットだから、空いているからと言って、早い便に乗せてくれない。昔はキャンセル待ち列に入れてくれて、普通に乗れたものだが、なんだかシステマチックになってしまったなぁと思う。仕方が無いので、土産物屋などを見て時間をつぶす。三原の八天堂が空港にもあったが、予想通りの完売閉店だった。

なんと空港には昼に広島駅で食べ損ねたみっちゃんがフードコートにあるではないか。当然のごとくガラガラなので、食べてみることにした。が、これと言ってすごくうまいというわけではなかった。行列してまで食べているのがよくわからなかった。最後はラウンジで出発までのんびり過ごして、今回の旅は終了した。


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【目次】
出発準備編
尾道
岩国
宮島