'14冬 広島の旅 その2 - 尾道

12月27日(土)
新横浜6:18 のぞみ1号 9:29福山9:38 9:56尾道
尾道観光
尾道13:49 14:03三原14:38 こだま743号 15:15新岩国15:25 15:50錦帯橋
錦帯橋観光
岩国国際観光ホテル

東海道新幹線 N700A

新幹線の一番列車で尾道へ。品川発ののぞみ99号というの本当の一番列車だが、1号と名のつく列車に乗るのは初めてだ。図らずも徳山に停車するのぞみで、乗り換えなしで徳山まで行くことができる。昔だったら大阪まで行くくらいの3時間そこそこで、徳山まで着いてしまうのだから驚きの早さだ。新横浜駅の売店は朝早いのに普通に開いていて、朝っぱらから駅弁を買うことができたので、朝食は車内で駅弁とする。

徳山駅には定刻到着。なぜか真っ黄色に塗られた115系で尾道へ向かう。西日本は大阪圏以外の普通列車には全く力を入れていないので、20年経った今でも、未だに国鉄車両が走っている。飛行機で来たら、バスにうまく乗り継げた時と同じくらいだが、時間が読める新幹線の方がやはり便利である。

尾道古寺めぐり

尾道駅に着くと、コインロッカーに荷物を置き、に出かける。尾道は今回で3回目。何度来ても行くところは、古寺めぐりで千光寺に行くくらいしかないが、今回はもう少し先まで歩いてみることにした。千光寺までだと、実は古寺めぐりの1/3くらいにしかならないことに始めてく気づいた。

冬休みにしては歩いている人が少ないが、西國寺まで来ると本当に誰もいない。たまにすれ違うのは地元の方と思われる方ばかり。寺が連なる古い町並みは、どこまで行っても代わり映え無いので、古寺めぐりはまだ先があるが、ここで折り返すことにした。石畳の狭い階段や数多くある古寺は雰囲気良く、のんびり散策するには良い感じだった。

駅から来ると千光寺公園に向かうには歩いた方が早いが、西國寺側から行くとロープウェイに乗った方が早いので、今回は初めてロープウェイに乗ってみた。ただ、千光寺は山の中腹にあるし、文学のこみちを歩くには、ロープウェイは片道だけにするのが普通。

千光寺公園 千光寺

ロープウェイを降りるとすぐに千光寺公園である。今では恋人の聖地なんてキャッチフレーズが付けられているが、なにを根拠にこういうことをしているのか訳がわからない。そんなことしてもわざわざ来る人が増えるとは思えないのだが。

文学のこみちを下りながら、毎度同じアングルで写真を撮ってしまう、石の歌碑とロープウェイのポイントがあるのだが、昔ながらの趣のあるぼろいロープウェイでは無くなっていたので、なんとなく雰囲気が良くない。山の中腹の千光寺に寄って、とりあえず散策は終了である。

尾道ラーメン

お昼に丁度良いので、るるぶに載っていた尾道ラーメン店を目指す。すると、お昼時と言うこともあり、あちらもこちらも長蛇の列。しかし、行こうと思っていた店だけはなぜか列ができていない。列ができていないからと言ってまずいこともなかったが、普通な醤油ラーメンだった。

最後に、駅前のやまねこ印の尾道プリンを買って、尾道駅に戻ってきた。散策時間は約3時間、道はアップダウンも激しく、良い運動になった。荷物をコインロッカーから取り出し、今日の宿がある錦帯橋へ向かう。

まずは鈍行列車で三原まで。そういえば、三原駅前にはつい先日スマステーションで紹介されていた、クリームパンで有名な八天堂がある。クリームパンが完売次第開店とのことで、さすがに14時過ぎでは閉まっていた。後日広島駅で購入したクリームパンは、カスタードクリームが絶品で、確かにかなりおいしかった。

500系

三原から新岩国までは山陽新幹線こだまに乗車。搭乗時はセンセーショナルだった500系が短い8両編成でこだまとしてやってきた。もうこれが最後の500系乗車になるのだろうと思ったら感無量。冬休みの多客期だというのに、一車両に数人しか乗っていないほどのガラガラ状態だった。

錦帯橋

新岩国からバスで錦帯橋へ。錦帯橋には明日行くつもりだったが、早めに着いたこともあるので、ホテルに荷物を置いてから早速渡ってみることにした。すぐ横に車が走れる橋があるのに、錦帯橋を渡るだけで通行料を取られるが、階段状になっている橋は見てもきれいだし、渡っても面白い。

シロヘビ

対岸の城下町でシロヘビ"を見る。たまたま白くなっただけではなく、何世代も白く、国の天然記念物に指定されている。その蛇を見るだけで入場料を取るのもなんだかなぁと思うが、仕方がない。ぎりぎり17時に間に合ってみることができた。

錦帯橋夜景

今日の夕食はホテルに付いていないので、近くの岩国寿司のお店を予約しておいた。お昼はいつでもやっているようだが、夜は予約のみという店が多い。元祖の店は今日は営業しないと言うことで、行ったところは平清というお店。寿司と言うより魚がうまい店のようだ。

岩国寿司

岩国寿司とは大きめの枠に具材を詰め込んだ押し寿司の一種で、なかなかにおいしかった。ホテルには温泉があるので、最後はゆっくり温泉に浸かって、のんびりすることができた。


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【目次】
出発準備編
尾道
岩国
宮島