'14冬 広島の旅 その3 - 岩国

12月28日(日)
錦帯橋
錦帯橋11:35 11:57岩国12:09 12:32宮島口12:55 13:05宮島
宮島(厳島神社)
宮島ホテルまこと

ホテルには朝食がついているので食べに行くと、結婚披露宴でもやりそうな大ホールでの朝食だった。このあたりでは朝から食べることはできなさそうなので、朝食がついていて良かった。

岩国城

二日目は、錦帯橋を渡って岩国城を目指す。朝も早いので、橋を渡っている人は少ない。ロープウェイもほとんど人が並んでいなかったが、次の便まで並んでいると、なにやらおっちゃんがパンフレットを配りだした。団体客の一部と間違えられたのだろうか。団体客向けのガイドではなさそうだが、最後の城までついてきて、なぜか説明をしてくれた。どうやら地元の無料ガイドさんのようだった。最初に言ってくれよ。

岩国城展望

ロープウェイを降りて、右に少し道を上れば岩国城にたどり着く。元々一国一城政策で壊された城。本当は、お城ではなく砦の役割だったので、攻め込まれる東側の広島の方を向いて建っていたのだが、錦帯橋が見えないので再建する際に立てる場所をずらしたそうだ。そのため、昔の城壁が残っているが、その上に城は建っていない。城を上っていくと見晴らしも良く、錦帯橋もよく見えた。岩国基地もやや霞んでいるが、遠くに見ることができた。実際に昔見えた景色ではないのが何とも変な感じ。

錦帯橋

ロープウェイで戻り、錦帯橋を渡ってホテルに戻る。これにて、十二分に満喫した錦帯橋ともお別れである。ホテルで荷物を引き取ってバスに乗車して、岩国駅に向かう。

宮島

岩国駅からは、JRと船を乗り継いで、宮島へ。宮島はおそらく3度目くらいだろう。何度も来たところであるが、今日は天気が良いので、船から見る神社も格別。ちなみに、JRの船だけ鳥居に近づいてくれるので、海側から厳島神社を見ることができる。宮島口から船は方向転換するので、左前方の場所を確保すべし。

宮島では、事前に電話していればホテルの人が迎えに来てくれるようだが、歩いてもそう遠くはないだろうと歩いて行く。しかし、やや奥まったところにあって、道に迷ってしまった。神社へは一本道だが、裏道に入るとよくわからない。

かなり早い到着だったが、部屋の準備はできているということで、荷物を置いてちょっと休憩。6人までは普通に泊まれるようで、無意味に部屋が広い。この部屋しか空いていなかったのかというとそうでもなく、ほとんどの部屋がこんな感じ。昔の団体客向けそのままなのだろうか。今の時代に合わないが、日本三景の宮島なら客が途絶えないと言うことか。

生牡蠣

とりあえず、お昼を食べに出かける。宮島と言えば牡蠣。適当に並んでみた店は、るるぶの裏表紙にも載っている店だった。生牡蠣に焼き牡蠣、牡蠣飯など豪華な昼食となった。焼き牡蠣はなぜか一つの殻に二つ入っているものもある。どうやら一人前を頼んだのに、二人前になっていたようだ。久々にぷりぷりのおいしい牡蠣を食べた感じだが、お値段もそれなりなので、たまに食べるくらいならいいかなという感じ。

厳島神社

腹ごしらえも済んだので、厳島神社へ向かう。初詣ならぬ、2014年の終詣だ。ちょうど満潮時刻に近いこともあり、神社は水の中。やはり、厳島神社は満潮時に併せて来た方が良い。

神社を通った後はお土産屋を冷やかして回り、ホテルに戻る。ちょうどそのタイミングでか、図ったかのようにお腹の調子が悪くなる。どう考えても昼食べた生牡蠣だ。トイレに何度も行く羽目になってしまったが、二時間程度で落ち着いて良かった。

厳島神社ライトアップ

夜になったので、夕食前に厳島神社のライトアップを見に行く。店もほとんど閉まっており、観光客がほとんどいない状態はまた新鮮。ライトアップしている鳥居はなかなか見応えがあった。

夕食は、今日の朝食の部屋の広さを遙かに超える大部屋だった。まぁ、料理は予想通りであるが、牡蠣づくし。お昼食べた調理法とはまた違った感じでいろいろ食べられたので良かった。最後はアナゴ飯まで出た。料理自体に文句はないが、給仕の人があまりにも少なくて、全く回っていない。すっかり待ちくたびれて、次をお願いしても完全に忘れられているという状態。

今日の朝はこんなに人がいなくても良いのにと思うくらい、人が余りまくっていたのとは対照的。夕食も込みで高級ホテルに泊まるものだと思うのに、いくら多客期とはいえ、これではねぇ。あっちの席でもこっちの席でも不満が渦巻き、なんとも不満たらたらで夕食を食べきった感じだった。

お風呂は大浴場があるのは良いけど、温泉ではないので、やはり昨日とは何か違う感じ。宮島に泊まって散歩が気楽にできるの良いが、ちょっとホテルのレベルが値段の割にはいまいちだった。


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【目次】
出発準備編
尾道
岩国
宮島