'05春 韓国冬ソナの旅 その03 - 釜山

4月11日(月)
ソウル9:00 KTX9 11:40釜山
釜山(東莱温泉)
釜山港15:30 18:25福岡港 福岡空港21:00 JL1731 22:30羽田空港

ソウルから直接東京に帰っても、もうソウルでやることもないし、再びKTXに乗って陸路で帰ることにした。朝食はコンビニのおにぎりにするが、2個セットで1000won(110円)だったり、豆乳がサービスで付いてくるなど、日本に比べるとまだまだ安い。ソウル駅まで地下鉄で一駅であるが、歩けば20分くらいである。通勤のサラリーマンと逆向きに歩きながら、ソウル駅まで歩いていく。

KTX

釜山までのKTXは20分に一本くらい頻発しているが、どれもかなりの混雑。今回は特室だが、一般席の1.5倍の料金にもかかわらず満席だった。3列シート配置、音楽サービス、ドリンク無料など、サービス目白押し。ソウルを出て少し走ると高速新線に乗り300km/h運転となる。しかし、東大邱からは普通の路線を利用した線路になるため、急に遅くなって2時間半で釜山に到着した。

さて、3時間くらい時間があるので、いつもの東莱温泉に行くことにした。釜山駅から地下鉄で30分、去年行った豪華健康ランドではなく、安い温泉へ行こうかと思ったら、第二月曜日はちょうど休み。仕方なしに去年と同じ虚心庁(ホシムチョン)へ行く。建物の中が少し変わっていて、しかも去年は風呂の中でお金を払うというおかしな状況が改善され、入湯料と含めて鍵の番号で後払いとなっていた。

様々な温泉があって楽しめるのであるが、8,000won(880円)はやはり高い。アカスリを12,000won(1,320円)でできるのだが、すでに手持ちのwonが無く、あえなく断念した。最後の食事には、風呂上がりだから熱くない物で冷麺かビビンバプでもと思ったが、適当に入った食堂は湯(タン)屋で、熱いスープに肉などの具を入れるものだった。カルビタンも無くて、適当に頼んだものはモツスープだった。

地下鉄に乗って釜山駅の一つ先の駅で降りて釜山港へ。風が若干強かったので心配はしていたのだが、なんとか運航しているようである。風が強くても入港できるようにだろうか、港の構造が変わっており、大型客船の位置も変わっていた。なにより一番大きく変わっていたのは、港使用料が2,200won(240円)になっていた。日本に比べればまだまだ安い料金であるが、前回の倍くらいである。

ビートル二世

ビートルはインターネット予約でバウチャー無しの直接購入だったので、日本で買ったら13,000円のところ、90,000won(10,000円)で購入できた。やはり韓国で直にチケットを購入すると安い。今日乗った船は最初に就航したビートル二世。船は風が強いため、釜山港を出てすぐはかなり揺れ、ラウンジは営業できない状態だった。それでも普通の船からすれば揺れも少ない。

出航後30分もすれば対馬が見えてきて、携帯電話も使えるようになる。そういえば、釜山から直接対馬へのツアーがあるほど、韓国人の海外旅行ブームは盛り上がっているようである。そして、少し遅れて18時半を少し過ぎて博多港に到着した。最後は飛行機運賃を安くするため夜遅い便にした。都内に住んでいるからこそできる選択。1,000円増しでクラスJにしてみたが、椅子が広々しているのと飲み物サービスがある違いだけ。羽田には定刻に到着し、短い韓国ぶらり旅は終わった。


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