'05春 韓国冬ソナの旅 その1 - ソウル

4月9日(土)
東京(成田)11:15 JL8831 13:40Seoul(金浦)
ソウル(仁寺洞, 中央高校)
大祐旅館

昨年の韓国旅行で買ってきたオープンチケットの利用期間が迫っていた。最後のチャンスである三月の三連休が行けなくなり、今回が最後だった。昨年はソウルで購入すると23,000円のチケットが、今年は航空燃料の高騰によって、なんと37,000円。日本で買うよりはまだ安いが、格安航空券で往復したほうが安い状況では、気楽に韓国にくるのも今回が最後になるだろう。

飛行機で帰っても陸路で帰っても運賃が同じくらいなら、釜山、福岡と経由して帰ることにしよう。韓国の高速列車KTXは二回目になるので、日本のグリーン車に当たる特室に乗ってみることにした。釜山からは去年辺りから運行数が激増したジェットフォイルに乗り、福岡からは夜遅い飛行機で特割りを利用することで、35,000円でソウルから帰ってくることができる。

東京の出発は羽田から。羽田はまだ国際線が解禁されていないので、チャーター便という名目であるが、半分は普通に購入できる。京急では前方がANA、後方がJALのターミナルになっているが、国際線ターミナルは別の小さな小屋にある。その三つのターミナル間は無料のバスが結んでいるが、一応ANAのターミナルから国際線ターミナルへは行くようにと案内がされていた。

成田空港のように何本も飛行機はないので、1時間前でもぜんぜん問題ない。ここでも韓国wonの両替はできて、円安が手伝っていつもの十倍レートより悪く、900won=\100だった。最近搭乗チェックが厳しいのか、人がいないから厳しいのか、パソコンやペットボトルのチェックを行っていた。こんな時期ということもあってか、飛行機は80%くらいの搭乗率。久々に個別テレビがついていない飛行機だった。

JAL

羽田の出発は滑走路渋滞で少し遅れたものの、逆に到着は早かった。初夏の陽気の東京に比べると、雨が降るソウルは寒いくらい。国際線は日本との間の4本だけになった金浦空港はさみしい限りであるが、すぐさま地下鉄に乗り込んで途中で一号線に乗り変えてソウル駅へ。明日と明後日の列車の切符を確保した。明日の列車の切符は混雑が予想されたが、なんとか取ることができた。

傘をさすほどではないけれど、雨が降ったりやんだりの中、今回はメールで予約しておいた大祐旅館へ。いつもの定宿であるが、今回はなんと35,000won(3,900円)にまで値上がっていた。ほとんどの部屋がバス・トイレ付きになっているせいもあるが、もう安宿というレベルではなくなっている。しかし、未だに水のサービスだけは続いていて、ミニ冷蔵庫には水だけ入っていた。

歩き方からも大祐旅館の掲載はなくなってしまったが、歩き方自体がバックパッカーの本でなくなってしまった感がある。ちなみに、今回ガイドブックは8年前のもので通そうとも思ったのだが、あまりにも古すぎるし、今後頻繁に行かなくなることを考えると、ここらで買っておいた方がよさそうだ。今回も歩き方を買ってみたが、歩き方の使えなさ度をチェックする目的がある。

中央高校

荷物を置いて外に出ると、傘をささねばいけないほどの大雨になっていた。特に行くところもないし、雨も降っているしで、仁寺洞(インサンドン)などの通りをぶらぶらする。ここまでくると、冬ソナのロケ地が近い。高校のロケは歴史あるこの中央高校で行われた。週末などは中に入ることができる。道案内の看板もしっかり立てられ、学校の入り口には韓国スターグッズを並べる店まであった。

雨が降ったりやんだりの中、今度は梨大(イデ)へ。梨花女子大のお膝もとということで、ファッションの町として知られるが、確かにおかしな格好をした人が目立つ。それでも、渋谷のキャバレー状態までにはなっていない。梨大から隣駅の新村(シンチョン)まで歩いて夕食とする。このあたりはトンカルビやサムギョプサル(豚バラ肉焼き)が名物。適当な店に入り、豚と牛の焼肉に冷麺、ビールに焼酎と食べまくった。


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